牛肉飼育上位50企業考察
 
大規模の波すすむ

1952年は、200万戸の農家が220万頭の牛を飼っていた。

50年後2002年2月1日では、10万4200戸、283万8千頭。

飼養総頭数は、預託・グループを含めて、1万頭以上が5社、17万7千頭。

5千頭以上1万等未満が、12社、7万7050頭。

2000頭以上5千頭未満が、29社、8万8450頭。

50社の最小ラインは1700頭という状況である。

50社の農場数は1%未満と予測されるが、飼養頭数は12%の33万8300頭。

■肉牛企業50社
順位
企業・農場名
本部
総飼養頭数
(うち預託)
年間出荷数
01
(有) 安愚楽共済牧場
栃木
80,000
(62,000)
20,000
02
神明畜産 (株)
東京
41,000
(3,000)
31,000
03
(有) ニッポンフィード牧場
東京
20,000
(18,000)
15,000
04
九州フタバグループ
福岡
16,700
(700)
8,000
05
水迫畜産・水迫ファーム
鹿児島
13,000
(1,500)
5,500

1位の、安愚楽共済農場は、「黒毛和牛オーナー制度」の養牛企業。
(栃木県黒磯市埼玉字四方寺2−37 三ケ尻 久美子社長)

栃木の他20箇所の直営農場(1万8千頭)と契約280農家をようし、繁殖牛2万9800頭を含め8万頭の黒毛和種を飼養。

年間出荷 2万頭の規模。

1から2年以内に肥育7万頭、繁殖5万頭の増頭計画もある。

2位の神明畜産は年間出荷3万1千頭で、単一企業としては最大。

3位は日本ハムのインテグレイダー、大規模は九州に集中。産地特化の傾向がある。

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