このまま使える販促企画書 1月

『ハレ型vsケ型 今の時代はどっち対決』

販促期間 1月1日~3日
食シーン 夕食
ターゲット 親族、ファミリー
関連販売 すき焼きのたれ

 

【概要】
量販店が年始営業するようになってから、年々年末年始の売上が下がってきている。特に年始商戦に関しては、大型パックやハレの日メニューの売れ方が極端に下がっていることから無理にハレ型のアイテムだけを品揃えする必要性がない店舗も事実上出てきている可能性がある。そこで、ハレ型ケ型の両方を品揃えして売上確保に臨む提案を行なう。
【ハレ型メニュー】
年末商戦からの黒毛和牛すき焼き用を中心に見せ筋の9800円から売れ筋の1980円ラインを多く販売する。
ブランドに関しては、年末商戦に引き続きワングレード上のものを使用する。基本的には1日製造のものを中心に販売し年末商品を持ちこさないように気を付ける。
【ケ型メニュー】
ケ型メニューを単に販売すると売上が前年を大きく下回ってしまう。
パック売価を維持する工夫は必ず必要で、豚鶏でも銘柄を指定してパック売価580円〜1480円以上にはキープするようにする。
ケ型アイテムで牛小間切れは、和牛や国産牛、交雑を使用し、比較的上振れした商品群の品揃えで売上確保を狙う。
【売込みアイテム】

産地 商品名 用途 ①内容量 ③販売売価 販売単価
g 円/パック ③/①*100
国産 黒毛和牛ロース すき焼き用 210 1980 943
国産 黒毛和牛肩ロース すき焼き用 220 1980 900
国産 黒毛和牛ソトモモ すき焼き用 420 1980 471
国産 黒毛和牛肩みすじ すき焼き用 170 1480 871
国産 黒毛和牛ランプ すき焼き用 250 1480 592
国産 黒毛和牛うちモモ すき焼き用 300 1480 493
国産 黒毛和牛スジ 煮込み用 200 580 290
国産 交雑牛こま切れ ビーフカレー用 150 580 387
国産 銘柄豚肩切落し 豚汁用 420 580 138
国産 銘柄豚バラ切落し キムチ鍋用 280 580 207
国産 赤鶏モモ切身 唐揚げ用 300 580 193
国産 牛豚合挽ミンチ(和牛脂入り) ハンバーグ用 300 580 193

黒毛和牛肩ロースすき焼き用

『豪州アンガス牛vs米国プライム牛 成人の日牛ステーキ対決』

販促期間 1月9日~11日
食シーン 夕食
ターゲット ファミリー
関連販売 ステーキソース、塩コショウ、わさび

 

【概要】
成人の日を含む連休はステーキフェアを開催する。
和牛や交雑牛は定番グレードで品揃えし展開。主力のアイテムは豪州アンガス牛、米国プライム牛でステーキ対決を行うと売場が活性化する。一般的に豪州牛と米国牛を同時に展開する機会が少ないため、消費者も見た目と味の比較が出来る。
単なる豪州牛、米国牛で販売しないという部分が今回のポイントで、価格も高めの設定で販売。キューブロール、ストリップロインの定番ステーキで作業効率のよいイベントを開催する。ここで重要なのは、トリミングをしっかりと行う事。鬼スジは完全除去、脂肪は5mmアンダーに統一する。
バルク販売で1枚680円を中心に、厚切りステーキ、芯ステーキはトレー販売する。
「厚切りステーキ=価格が高い」と勘違いしているチーフもいるが、厚切りは2㎝厚以上でカットして厚切り。和牛など高金額のものはハーフカットして販売すると通常サイズ1枚の価格で厚みは2倍になる。
脂肪をグリムキにした芯ステーキも、脂肪が気になる女性には人気。トレー販売で100g単価を上げて販売する。

【売込みアイテム】

産地 商品名 用途 ①内容量 ②ユニット パック売価 ③販売売価 販売単価
g 円/100g ①×②/100 円/パック ③/①*100
国産 黒毛和牛サーロイン ステーキ用 150 0 1480 987
国産 黒毛和牛リブロース芯 厚切りステーキ用 150 0 1480 987
国産 黒毛和牛リブマキ ミニステーキ用 150 0 1480 987
米国産 プライム牛サーロイン ステーキ用 100 0 680 680
米国産 プライム牛サーロイン 厚切りステーキ用 250 680 1700 0
豪州産 アンガス牛サーロイン ステーキ用 140 0 680 486
豪州産 アンガス牛サーロイン 厚切りステーキ用 250 480 1200 0
豪州産 ラム骨付きロース ステーキ用 100 480 480 0

豪州産牛サーロインステーキ用

『和風鍋vs洋風鍋 身体をあっためる鍋対決』

販促期間 12日~17日
食シーン 夕食
ターゲット 全世帯
関連販売 鍋スープ、柚子胡椒、ポン酢、ゴマダレ

 

【概要】
中旬は毎年売上が下がるので、強い日替わりを打つか、定番でしっかりと売上を確保していくような売場作りを行う。
この時期の基盤となるホットメニューで頻度の高い、鍋メニュー提案をあっさりとした和風鍋と洋風鍋で対決させ、売上確保を狙う。
「和風鍋」では、「鶏水炊き、ちゃんこ鍋」を中心に鶏肉を売り込む。
鶏モモ肉切身だけでなく、鶏ムネ肉の肩部分を使用した切身、鶏骨付きモモぶつ切りも販売する。
豚肉ではみぞれ鍋、白菜豚ロース鍋を提案しあっさり和風提案を訴求。
「洋風鍋」は「トマト鍋、ポトフ」を中心に売上確保を狙う。「豚肉ロース、肩ローススライス、鶏手羽元」、ウインナやベーコンブロックなど加工品も一緒に販売し、買い上げ点数を上げる売場作りを行う。
売場にたくさんの鍋スープがあると、メニュー提案がぼけてしまうので、鍋スープも売り込むアイテムの陳列量を増やして、売場全体でメニューを盛り上げるようにする。
【売込みアイテム】

産地 商品名 用途
  1. 容量
③販売売価 販売単価
g 円/パック ③/①*100
国産 豚ロース 白菜豚ロース鍋用 160 380 238
米国産 豚ロース 白菜豚ロース鍋用 320 380 119
国産 豚肩ロース みぞれ鍋用 180 380 211
米国産 豚肩ロース みぞれ鍋用 320 380 119
国産 豚バラ ミルフィーユ鍋用 200 380 190
国産 鶏モモ切身 ちゃんこ鍋用 260 380 146
国産 鶏ムネ切身 ちゃんこ鍋用 300 380 127
国産 鶏手羽元 ポトフ用 500 380 76
ベーコンブロック ポトフ用 1P 298
国産 鶏つみれ 鍋用 300 380 127
国産 豚バラ・鶏モモ切身・鶏つみれセット 鍋用 380 498 131

銘柄鶏肉ムネ切身鍋用
『豚しゃぶしゃぶvs牛蒸ししゃぶ 美味しいうす切りメニュー対決』

販促期間 25日~31日
食シーン 夕食
ターゲット ファミリー
関連販売 しゃぶしゃぶのたれ、ポン酢、ゆず胡椒、もみじおろし

 

【概要】
ホットメニューの大定番の「しゃぶしゃぶ」で、月末の売上確保を狙う。
現在の「しゃぶしゃぶ」の売上のほとんどが豚肉で構成されている為、牛肉のしゃぶしゃぶを製造しなくなる傾向にあるが、牛肉のしゃぶしゃぶを見せ筋にすることで豚肉がより多く販売できるようになる。また、牛肉のしゃぶしゃぶは脂濃くて食べにくいという印象もあるが、「蒸ししゃぶ」にすることであっさりと美味しく牛肉を食べることが出来るようになるため、メニュー提案が重要な要素となる。
豚肉は「ロース、肩ロース、バラ」の売上確保できる定番アイテム、牛肉は「蒸ししゃぶ」に最適な脂肪が多めのバラ系を使用する。
最上段はセットアイテムでアイキャッチとなる商品を陳列する。週末に関しては牛肉2点盛りを高級トレーに盛りつけると迫力のある売場作りが可能となる。
【売込みアイテム】

産地 商品名 用途 ①内容量 ③販売売価 販売単価
g 円/パック ③/①*100
国産 黒毛和牛バラ 蒸ししゃぶ用 220 1480 673
国産 黒毛和牛肩バラ 蒸ししゃぶ用 300 1480 493
国産 黒毛和牛バラ
肩バラセット
蒸ししゃぶ用 220 1480 673
国産 豚ロース しゃぶしゃぶ用 200 480 240
国産 豚肩ロース しゃぶしゃぶ用 220 480 218
国産 豚バラ しゃぶしゃぶ用 240 480 200
米国産 豚ロース しゃぶしゃぶ用 380 480 126
米国産 豚肩ロース しゃぶしゃぶ用 380 480 126

黒毛和牛バラ・肩バラしゃぶしゃぶ用