復活「肉のダイエー」
精肉売り場の多段ケースの上に、大きなパネルで、「選りすぐりを食卓へ! 復活 肉のダイエー」と、スローガンが何枚も掲げており、ダイエーの「肉」への力の入れていることを強く印象付けている。日本の食肉はダイエーが引っ張ってきただけに、目覚めたダイエーに期待したい 駅前立地だけに、8尺セミ多段+12尺多段ケース+16尺用途・調理別多段ケース、アイランドケース28尺のコンパクトな売り場になっている。
売り場の導入部分は、セミ多段で、PBブランドの「さつま姫牛」の和牛コーナーから展開しているが、売り場には、その和牛を使って作った「さつま姫牛 牛めし重 1P734円」で、弁当を販売している。
アメリカ産牛肉は、ショイスよりも、グレードの高い「プライムビーフ」を取扱いしている。
豚肉はブランド化した「さつま王豚」で、これで「冷しゃぶ」などコーナー化している。
精肉素材は、クウォリティーとブランド重視。
肉のダイエー「家焼肉革命」の提案
都市型立地で、駅の乗降客も客層として多いという事で、「美味しいと言わせたい、家焼き肉革命」の打ち出しで、コーナ化し、「トンテキ」コーナー、「楽うま」コーナーと、精肉素材よりも、用途や・調理での展開をしている。
「牛タンづくし焼き肉セット100g484円」、これは、「厚切りタンステーキ、サイコロステーキ、焼き肉用」と3種類のカット方法で商品化している。
コンロにトレイから出して火に掛けられるようにした「イベリコ豚肩ロース塩焼き肉セット1P580円」、や、「トントロ焼き肉プレート1P398円」など、便利性の高い商品化で対応している。
「羊肉」コーナーも、ラムラック中心に、ミニステーキで展開。
「イベリコ豚、牛タン、ラム」と最近人気の新しいコーナーも導入している。
復活したダイエーの焼き肉提案の今後が楽しみである。